
士業事務所を運営していてペーパーレスにも取り組んでいるものの、なかなか紙を減らすのが難しいので安い価格で使い続けられるプリンターはないか探している人はいませんか?
この記事では、プリンターの業務用で士業事務所におすすめの安い商品について詳しくご紹介します。
Contents
プリンターが安いとはどういうこと?

プリンターを業務用で使う場合、次のようなコストがかかります。
プリンターの種類 | イニシャルコスト | ランニングコスト |
レーザープリンター | 本体の購入費用 | トナーカートリッジの費用(モノクロの場合はブラック1色、カラーの場合はブラック、シアン、マゼンダ、イエローの4色) |
インクジェットプリンター | 本体の購入費用 | インクジェットカートリッジの費用(モノクロの場合はブラック1色、カラーの場合はブラック、シアン、マゼンダ、イエローの4色を基本とするが色の種類が多い場合もある) |
プリンターの購入は本体価格のみを意識するかもしれませんが、実際に使い続けるためにはトナーカートリッジやインクジェットカートリッジの費用もかかります。
そのためプリンターで安い商品を探すためには、本体価格だけではなくトナーカートリッジやインクジェットカートリッジの価格相場にも目を向ける必要があります。
プリンター価格の安い商品を士業事務所におすすめできる理由

プリンターの中でも、価格の安い商品が士業事務所におすすめできる理由とはどのようなものなのでしょうか。
3つご紹介します。
ペーパーレスを推進したいが難しいため
2024年6月21日に「デジタル社会の実現に向けた重点計画」が閣議決定されたことからも分かるように、国は社会全体のデジタル化を目指しています。
デジタル化の推進を目的として、電子帳簿保存法、e-文書法などの法律も整備されている状況です。
士業事務所でもデジタル化やペーパーレスへの動きは少しずつ進んでいます。例えば税理士事務所をペーパーレスにするのは、以下の2点により難しいとされています。
- 顧客から紙で資料を預かる場合が多い
- 顧客の多くが中小企業で、イニシャルコストの必要なペーパーレス化・DX化に消極的
これらのことから税理士事務所をはじめとした各士業事務所では急なペーパーレスを目指すのではなく、ペーパーストックレスから始めるのがよいでしょう。
ペーパーストックレスでは、以下の3つの方法で書類を減らせます。
- 不要になった書類を廃棄する
- スキャナーなどで電子化して保存する
- 保存期間を決めて紙で保存する
しかしペーパーストックレスが上手くいったとしても、士業事務所ではプリンターでの一定数の印刷が必要です。ランニングコストの安い商品を選ぶとがコスト削減につながります。
参考:e-GOV法令検索「電子計算機を使用して作成する国税関係帳簿書類の保存方法等の特例に関する法律」
参考:e-GOV法令検索「民間事業者等が行う書面の保存等における情報通信の技術の利用に関する法律」
税理士事務所の休廃業・解散件数の増加率が全業種で1位になったため
2024年1月に株式会社帝国データバンクが発表した全国企業「休廃業・解散」動向調査2023で、業種別の休廃業・解散の増加率で税理士事務所が1位でした。
具体的には、2022年に30件だった休廃業・解散件数が2023年では81件と170%増加しました。士業事務所の経営状態にもよりますが、プリンターでもランニングコストの安いものを選び、コストカットをするのが望ましいでしょう。
例えば株式会社ビリーブではプリンターメーカーのブラザー工業さまと協業しているため、純正品で質の高い消耗品をリーズナブルな価格で提供できます。
詳細を知りたい方は、次のページもごらんください。
特定お客様向け販売サイト|株式会社believe(ビリーブ) | 株式会社ビリーブ (drone-hub.net)
参考:帝国データバンク「全国企業『休廃業・解散』動向調査(2023)」
ビリーブが提供するプリンターが業務の内容に適しているため
ビリーブでは、プリンターメーカーのブラザー工業様と提携することでイニシャルコスト・ランニングコストの両方が安い商品を提供できます。これは税理士事務所様、弁護士様などの各士業事務所の業務に最適化されたプリンターです。
例えばモノクロプリンターは、カラープリンターより必要なトナーカートリッジの本数が少ないく、結果的にコストが安くなります。これを前提として、モノクロプリンターを税理士事務所の業務にあてはめてみると、さらに次のようなメリットが発生します。
- 契約書、決算書、領収書、申告書などの文書作成が多く、ほとんどがテキストベースの白黒印刷で作られるため業務内容と機能が合致していて使い勝手がよい
- 大量の文書を出力する必要があるため高速印刷機能や両面印刷機能を活かせる
- メンテナンスが簡単で業務の効率化につながる
上記のことから、プリンターでコストの安い商品は士業事務所に特におすすめです。
プリンターの士業事務所における選び方とは?

士業事務所でプリンターを選ぶ時に気を付けてほしいことは以下の通りです。
項目 | 概要 |
印刷速度 | 短期間で大量の文書を印刷するため印刷速度が速いものを選ぶ |
コスト | イニシャルコストとランニングコストを考慮して選ぶ |
メンテナンス | プリンターの稼働率が高いためメンテナンスにあまり手間がかからない商品を選ぶ |
機能 | ネットワーク機能、両面印刷機能、高速印刷機能などがあると便利 |
信頼性・耐久性・静音性 | ・信頼性の高いプリンターメーカーを選ぶ ・耐久性の高い商品を選ぶ ・事務所での作業の邪魔にならないよう音の静かな商品を選ぶ |
上記のことに留意した選び方をすると、業務の効率化につながるプリンターを導入できるでしょう。
プリンターにおける士業事務所へのおすすめ商品とは?

日経コンパスがホームページで公表している「複写機・複合機・プリンター」の業界情報によると、2022年の世界におけるプリンターメーカーのシェアは以下のような結果でした。
インクジェットプリンター | レーザー複写機・複合機 | |
HP(ヒューレット・パッカード) | 38.3% | ー |
セイコーエプソン | 29% | ー |
キャノングループ | 26.7% | 17.9% |
ブラザー工業 | 4.7% | ー |
リコー | ー | 15.2% |
コニカミノルタ | ー | 14.2% |
京セラ | ー | 9.9% |
富士フイルムHD | ー | 9.3% |
日本のプリンターメーカー市場は世界で高いシェアを誇るため、どのメーカーを選んでも世界的に見ると遜色がないと言えるでしょう。
士業事務所で使うのにおすすめの安いプリンターをご紹介します。
本体
士業事務所で導入するのにおすすめの商品は次の2つです。
ブラザー工業製プリンター:HL-L6310DW

ブラザーHL-L6310DWは、士業事務所に合った次のような特徴を持つモノクロレーザープリンターです。
項目 | 概要 |
耐久性 | ・本体製品寿命7年または約60万ページの高耐久 ・7年定額保守サービス(有償)の契約が可能 |
コスト | ・約25,000ページ印刷可能な超・大容量トナーを使用すれば、トナー交換の手間を軽減しながら約1.7円/枚の低ランニングコストを実現できる ・自動両面プリント機能で紙を節約できる ・トナーセーブ機能でトナー消費量を節約できる |
高速印刷 | ・高速プリントエンジンを搭載しているので1分間に約50枚の印刷が可能 |
7年という長期にわたり使用が可能なだけではなく、ランニングコストや紙を節約しながら使えるのが士業事務所の業務内容に適しています。
ブラザー工業製プリンター:HL-L5210DW

ブラザーHL-L5210DWは、士業事務所に合った次のような特徴を持つモノクロレーザープリンターです。
項目 | 概要 |
耐久性 | ・本体製品寿命7年または約30万ページの高耐久 ・7年定額保守サービス(有償)の契約が可能 |
コスト | ・トナーとドラムを別々に交換できる分離型を採用して両方の部品をムダなく使い切ることができるため、約1.9円(税込)/枚(トナーのみ交換時)の低ランニングコストを実現できる |
高速印刷 | ・高速プリントエンジンを搭載しているので1分間に約48枚の印刷が可能 |
セキュリティ印刷 | ・第三者に見られたくない文書や機密書類は、プリンタードライバーでパスワードを設定すると本体のメモリーに蓄積しパスワードを入力することで印刷を開始できる |
士業事務所では機密書類を扱う機会が多いため、コストが安いだけではなくセキュリティ印刷の機能も兼ね備えたブラザーHL-L5210DWは使い勝手がよいと言えるでしょう。
ブラザー工業製プリンター:MFC-L6820DW

ブラザーMFCーL6820DWは、士業事務所に合った次のような特徴を持つプリント、コピー、スキャン、FAX、PCFAX、ネットワーク機能がついた複合機です。
項目 | 概要 |
耐久性 | ・本体製品寿命7年または約60万ページの高耐久・7年定額保守サービス(有償)の契約が可能 |
コスト | ・約25,000ページ印刷可能な超・大容量トナーを使用すれば、トナー交換の手間を軽減しながら約1.7円/枚の低ランニングコストを実現できる |
高速印刷 | ・高速プリントエンジンを搭載しているので1分間に約50枚の印刷が可能 |
士業事務所では印刷だけではなくコピーやスキャンでのデータ化といった作業も必要なことから、複数の機能を1台に兼ね備えたブラザーMFCーL6820DWは使いやすい機種だと言えるでしょう。
トナーカートリッジ

士業事務所でランニングコストを意識するなら、超大容量(約25,000枚)トナーカートリッジや大容量(約11,000枚)トナーカートリッジを使うのがおすすめです。
ブラザーHL-L6310DWやブラザーHL-L5210DWでは、超大容量トナーカートリッジTN71JXL、大容量トナーカートリッジTN70JXXLなどを使うことができます。また容量の大きいトナーカートリッジを使うことで、交換にかかる時間や手間も減らすことができるでしょう。
環境保護のためにも、使用済みのトナーカートリッジとドラムカートリッジの回収には積極的に協力しましょう。
プリンターを安い価格で手に入れたい士業事務所さまは株式会社ビリーブにご相談ください

事務所に合ったプリンターを安い価格で手に入れ、長く使いたい場合は株式会社ビリーブにご相談ください。
株式会社ビリーブではプリンターメーカーのブラザー工業様と協業しているため、プリンター本体や消耗品をリーズナブルな価格でご提供できます。特に、税理士事務所様をはじめとした士業様への印字環境のご提案が強みです。
扱っている商品や内容のお問い合わせをご希望の方は、次のページもご覧ください。
特定お客様向け販売サイト|株式会社believe(ビリーブ) | 株式会社ビリーブ (drone-hub.net)
まとめ
プリンターが安いかどうかは、本体価格のことだけを指すのではなく、消耗品であるトナーカートリッジやインクジェットカートリッジなどの消耗品の価格・ランニングコストも含めて考える必要があります。
この記事も参考にして、ぜひ自分の事務所に合ったプリンターを導入してみてください。
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