近年自宅周辺の町内会も人が減ってきたので、活性化を目的にオリジナルTシャツを作ろうという案が出たけれど、何から始めてよいかわからず困っている人はいませんか?
この記事では、町内会Tシャツを作る方法からオリジナルTシャツのデザイン例まで詳しくご紹介します。
Contents
町内会Tシャツをオリジナルプリントで制作するには?
町内会Tシャツをオリジナルプリントで制作するには、どのような方法があるのでしょうか。
2つご紹介します。
自作する
町内会Tシャツは以下のような方法で自作することができます。
プリントの種類 | 概要 | メリット |
アイロンプリント | ・アイロンの熱を利用してTシャツにデザインを転写する方法 | ・比較的安価で手軽にできる ・転写前にデザイン修正がしやすい |
シルクスクリーンプリント | ・スクリーンと呼ばれる網目状の型にデザインを印刷し、インクを通すことでTシャツにプリントする方法 | ・対応可能な素材が多い ・耐久性に優れている |
インクジェットプリント | ・Tシャツに直接インクを噴射してプリントする方法 | ・色数の制限がない ・小ロットでも低コスト |
ステンシルプリント | ・型を使ってTシャツに布用インクをつけていく方法 | ・アイロンプリントと比較すると量産しやすい ・同じデザインの色違いを作りやすい |
町内会の規模やデザインの内容に応じてプリント方法を選ぶと、よりイメージに合ったTシャツが作りやすくなります。
株式会社ビリーブでは、インクジェットプリントで町内会Tシャツを作りたいお客様向けに、作成方法や必要な道具がわかる解説動画をYouTubeにアップしています。
【学校・商工会・各種団体様向け】オリジナルTシャツプリントでトリミングプリントが可能!「プロ仕様のTシャツプリンター」ポロシャツ・トレーナー・パーカー・トートバッグ・衣類プリントにおすすめ
動画に出てくる道具はホームページで詳細が確認できます。
興味のある方は次のページからお問い合わせください。
Tシャツプリンターお問い合わせ|株式会社believe(ビリーブ)
業者に依頼する
ハンドメイドにこだわならなくてよいのであれば、業者に依頼するという方法もあります。
業者に依頼するメリットは以下の通りです。
- 手間と時間を節約できる
- プロが制作するので失敗が少ない
- 自作するより品質が高い
一方、業者に依頼すると次のようなデメリットもあります。
- 完成するまでどのような仕上がりになっているか確認できない
- 注文枚数によっては割高になる
業者に依頼してもデメリットがないわけではないのを覚えておきましょう。
町内会オリジナルTシャツのデザイン例
町内会Tシャツを作る場合、どのようなデザインにするか迷う場合もあるでしょう。
参考になるデザイン方法を3つご紹介します。
町内会活動時用のスタッフTシャツ
宮城県仙台市泉区長命ケ丘では、町内会の活動をする際に誰がスタッフなのかわかるようにするのを目的にTシャツを作成しました。
たまたま地区内の長命ヶ丘小学校でTシャツを作ったとのことで、そのデザインを使わせてもらえるよう交渉し、「長命組」というロゴを入れる形でデザインを起こしたのです。
地区内でのつながりがそのままデザインにも生かされた好事例だと言えるでしょう。
参考:長命ヶ丘のホームページ「連合町内会スタッフTシャツできました( ´∀` )」
町内会活動用の地図入りTシャツ
有限会社フィールドでは、神奈川県横浜市中区山元町の町内会活動に参加するにあたって、町内の地図をモチーフにした町内会Tシャツを作成しました。
町内にある山本小学校を中心に、地区名やそこをつなぐ道路がどのように配置されているかが一目でわかるデザインとなっています。
またTシャツはサイズやカラーの異なる7種類を展開し、町内会に参加するさまざまな世代の人が楽しんで着られるように配慮されています。
地図というわかりやすいモチーフをTシャツにした成功事例だと言えるでしょう。
参考:有限会社フィールド「『町内会Tシャツ』を作成しました。 2007年5月制作」
お祭り用の駒番Tシャツ
東京都江東区豊洲の豊洲町会では、深川八幡祭りの駒番Tシャツを町会事務所で販売しました。
深川八幡祭りでは富岡八幡宮の御神体を渡御する祭儀が行われますが、この順番を「駒番」と呼びます。
本祭りの年に抽選で順番が決まり、その結果は大相撲の番付表に似ている駒番表として発表されるため、それをTシャツのデザインに起こしたのです。
地域の行事について、興味を持ってもらうきっかけにもなるデザインを作った好事例だと言えるでししょう。
町内会Tシャツが注目される背景
町内会Tシャツの制作が注目される背景には、どのようなことがあるのでしょうか。
3つご紹介します。
自治会・町内会加入者の変化
画像出典:総務省 地域コミュニティに関する研究会第3回「自治会・町内会の活動の持続可能性について」
2021年に総務省が公表した「自治会・町内会の活動の持続可能性について」という資料において、自治会の加入率についてアンケートを取ったところ画像のような結果でした。
地方自治体の人口が多いほど加入率は減少し、少ないほど加入率が高い傾向にあったのです。
このことから、人口の多い大都市ほど町内会への加入率の低下とともに住む人たちのつながりが薄れてきているのが現状だと言えるでしょう。
市区町村の施策で活動内容が変化してきている
画像出典:総務省 地域コミュニティに関する研究会第3回「自治会・町内会の活動の持続可能性について」
「自治会・町内会の活動の持続可能性について」では市区町村の施策で住民の町内会に対する意識が変化した画像のような事例も紹介しています。
市区町村の町内会への関わり方次第で、町内会への加入促進、女性会長や役員の増加、新たな活動の創出など望ましい結果が出てきているのです。
市区町村がこのような施策を打ち出しているタイミングで町内会Tシャツを作ると、さらにその地域が活性化することにつながるでしょう。
市区町村が補助金を支出している
画像:総務省 地域コミュニティに関する研究会第3回「自治会・町内会の活動の持続可能性について」
「自治会・町内会の活動の持続可能性について」には1,345の市区町村が町内会などに補助金を交付していることも記載されています。
可能であればこのような補助金を利用して町内会Tシャツを作るのも、メンバーへの負荷軽減のために望ましいやり方だと言えるでしょう。
参考:総務省 地域コミュニティに関する研究会第3回「自治会・町内会の活動の持続可能性について」
町内会オリジナルTシャツの活用事例
町内会オリジナルTシャツは以下のような場面で活用できます。
- 夏祭り
- 商店街イベント
- 町内会清掃活動
- 町内会スポーツイベント
- 子ども会
- ワークショップ
同じ、もしくは似たデザインのTシャツを着ることで活動に一体感が出て、メンバー同士が良い協力関係を築くことにもつながるのではないでしょうか。
町内会オリジナルTシャツを作成するならビリーブへご相談ください
町内会のオリジナルTシャツを作成したいと思ったら、株式会社ビリーブにご相談ください。
株式会社ビリーブではTシャツを作るための機材一式をまとめて購入できる「Tシャツプリンターセット」を販売しています。
また自分たちだけでは望ましいデザインを起こせない場合、ビリーブ提携のデザイナーに依頼して提案を受けることも可能です。
地域の活性化に貢献できるTシャツ作りをしたい方は、次のページからお問い合わせください。
Tシャツプリンターお問い合わせ|株式会社believe(ビリーブ)
まとめ
町内会のオリジナルTシャツを作るには自作と業者に依頼する方法の2つがありますが、それぞれメリットとデメリットがあるためよく比較検討してから選ぶようにしましょう。
この記事も参考にして、ぜひ地域の活性化につながる素敵な町内会Tシャツを制作してみてください。