コラム

公開日:2025.02.27.Thu 更新日:2025.02.27.Thu

記念Tシャツを作成するなら?デザインから保存方法まで詳しくご紹介

  • Tシャツプリンター
記念Tシャツを作成する学校

学校行事があるたびに記念Tシャツを作成するけれど、デザインや保管の手間を少しでも減らせないか悩んでいる人はいませんか?

この記事では、記念Tシャツの作成方法から作成後の保存方法まで詳しく解説します。

記念Tシャツ作成方法

おしゃれなデザインの記念Tシャツを作成する学校

記念Tシャツを作成する方法には業者に依頼する方法、自作する方法の2つがあるのでそれぞれご紹介します。

業者に依頼する

業者に依頼する場合、依頼先によって細部は異なりますが、オリジナルのデザインを考えた後に依頼する手順です。

記念Tシャツのデザインに含めたい要素は以下の通りです。

  • 記念日(入学日、卒業日、入部日など)
  • 所属している人たちのメッセージ
  • 今まで使ってきた合言葉やキャッチフレーズ
  • 手描きの似顔絵イラスト
  • 寄せ書き
  • 思い出の写真
  • 所属している人全員の名前やニックネーム

どの要素も、それを見ると思い出がよみがえる内容になっているのが特徴的です。

また、なかなかよいデザインが思い浮かばず悩んでいる場合、次のようなサイトを参考にしてみるのもよいでしょう。

サイト名概要
オリジナルプリント.jp記念日Tシャツデザインテンプレート一覧
CLAT JAPAN【記念・お祝い】デザインテンプレート
TOMMY’Sデザイン参考パターン

記念Tシャツをデザインする時に、参考となるテンプレートやパターンがたくさん掲載されているので、上記のどの要素を組み合わせているのかを考えながら目を通してみましょう。

また業者に依頼するための予算の参考となる試算金額は以下の通りです。

業者名Tシャツの色サイズ1枚依頼した際の税込金額30枚依頼した際の税込金額送料
プリント職人Mサイズ¥7,630¥31,200地域別で異なる
CanvaMサイズ¥3,770¥89,100無料
オリジナルプリント.jpMサイズ¥3,230¥89,496配送方法によってことなる
CLAT JAPANMサイズ¥7,392¥62,040送料・代引手数料無料
UP-TMサイズ¥2,255¥67,650無料だが沖縄・離島のみ特別送料がかかる
TOMMY’SMサイズ¥4,985.2¥55,876.4プリントの有無で異なる

デザインの相談にどこまで乗ってもらえるか、予算の金額はどうかなどを検討して依頼先を決めましょう。

自作する

記念Tシャツを自作する場合の手順を、以下の3STEPでご紹介します。

  • 「予算や制作スケジュールを決める」
  • 「Tシャツを決める」
  • 「プリントする」

予算や制作スケジュールを決める

最初に記念Tシャツを作るための予算や制作スケジュールを決めましょう。

予算も制作スケジュールも同じですが、想定外のことが起こる可能性を考え、少し余裕のある金額や最終納期を決めておくことをおすすめします。

予算に関しては、オーバーした分を誰がどのように負担するかに不平等感があると後々揉める可能性が出てきます。

あらかじめ予備費として予算を計上し、人間関係にひびが入らないよう配慮しましょう。

Tシャツを決める

どのようなTシャツにプリントするかを決めます。

以下のことをあらかじめ決めておくとスムーズです。

  • 素材
  • 厚み
  • サイズ

記念Tシャツとして保管しておきたい場合と、実際に着用して使いたい場合とでは必要な丈夫さが異なるので注意しましょう。

プリントする

最後にプリントします。

例として写真を使ったインクジェットプリントの方法をご紹介します。

必要な道具は以下の通りです。

  • Tシャツ
  • 転写紙
  • リケイ紙
  • レーザープリンター
  • ヒートプレス機

そして以下の手順でプリントを行います。

  1. 好みの写真を転写紙に印刷する(画像は超厚紙に設定し正像印刷とし、多目的トレイで1枚ずつ印刷する)
  2. 印刷された転写紙の余白部分を切り取る
  3. 転写紙をゆっくりとはがす
  4. ヒートプレス機にリケイ紙を敷きその上にTシャツをセッティングする
  5. Tシャツについたゴミやほこりを取り除く
  6. Tシャツの上にリケイ紙を敷き、軽く5秒程度仮プレスしてシワや湿気を取り除く
  7. リケイ紙をいったん取り外し、Tシャツの上に転写紙をセッティングして再びリケイ紙をかぶせる
  8. 145度~150度で25秒プレスする
  9. 人肌まで冷めてからリケイ紙をはがす

プリンターやヒートプレス機の設定に注意して、手順を確認しながら行うのがコツです。

もし毎年記念Tシャツを作っているなら最短4年ほどでかけた費用は回収できるため、ハンドメイドが好きな人はぜひ挑戦してみましょう。

また記念Tシャツを作るのに必要な道具をセットでほしい方は次のページもごらんください。

取扱製品 – belive

参考:株式会社ビリーブ「取扱製品」

参考:YouTube 株式会社ビリーブ「【学校・官公庁・商工会・団体様向け】オリジナルTシャツプリントで初心者でも簡単に衣類作成!『プロ仕様のTシャツプリンター』ポロシャツ・トレーナー・パーカー・トートバッグ・衣類プリントが可能」

記念Tシャツ保存方法

おしゃれなデザインの記念Tシャツを作成する学校

せっかく作成した記念Tシャツは、丁寧に扱って家で長く保管しておきたい人も多いでしょう。

記念Tシャツを少しでも長持ちさせるために気を付けたい、以下の方法をそれぞれご紹介します

  • 洗濯
  • 乾燥
  • 保存

洗濯

記念Tシャツを保管する前は、汗や皮脂が生地を傷める原因となるため必ず洗濯をして汚れやにおいを取り除いておきましょう。

30度~40度くらいのぬるま湯を用い手洗いで洗濯をするのが望ましいですが、次のポイントに気を付ければ洗濯機で洗うこともできます。

  • 洗濯ネットに入れる
  • 裏返して洗濯する
  • 他の洗濯物と分けて洗う

大切な記念Tシャツをきれいな状態で保管するためにも、丁寧に洗濯をしましょう。

乾燥

洗濯をした後の乾燥で気を付けてほしいのは以下の2点です。

  • 2つ折りにして干し首回りの伸びやハンガー跡がつくのを避ける
  • 乾燥機の使用は控えて天日干しにする

直射日光を避け、風通しの良い場所で日陰干しにできれば理想的です。

保存

記念Tシャツを保管するには室温が20度~25度、湿度が50%~60%程度の環境が望ましいと言えます。

タンスに収納する場合、以下の点に注意しましょう。

  • 湿気(吸湿剤を使い換気をこまめにする)
  • 虫食い(防虫剤を使用する)
  • 変色(直射日光を避ける)
  • プリント面の接着

たたんで収納すると生地がのびたりハンガー跡がつく心配はありませんが、プリント面が接着してしまう可能性があります。

もし心配であれば肩の部分に跡が付きにくい丸みを帯びたハンガーや、滑り止めが付いたハンガーを選び、吊るして保管するのもよいでしょう。

保管後も定期的に記念Tシャツの状態をチェックすることが、長持ちさせることにもつながります。

まとめ

おしゃれなデザインの記念Tシャツを作成する学校

記念Tシャツを作成する方法は業者に依頼する方法、自作する方法の2つがありますが、毎年作成する機会があるなら4年ほどで初期費用が回収できる自作がおすすめです。

この記事も参考にして、ぜひ素敵な記念Tシャツを作り長く保管してみてください。