コラム

公開日:2025.01.6.Mon 更新日:2025.01.6.Mon

写真をTシャツにプリントする方法とは?自作用プリンターもご紹介

  • Tシャツプリンター
ビリーブのTシャツプリンターで作成したオリジナルTシャツ

お気に入りの写真をTシャツにプリントしたいが「どんな方法でプリントできるのかを詳しく知りたい!」人はいませんか?

この記事では、写真をTシャツにプリントする方法からおすすめの自作用プリンターまで詳しくご紹介します。

写真をTシャツにプリントする方法とは?

ビリーブのTシャツプリンターで作成したオリジナルTシャツ

写真をTシャツにプリントする方法はさまざまです。ご自身にとって作成しやすいTシャツプリント方法を見つけることで、綺麗なオリジナルTシャツを作れますので、ぜひご参照ください。

インクジェットプリント

インクジェットプリントとは版を用いずに、生地に直接顔料インクを吹き付けてプリントをする方法です。インクジェットプリントで写真をTシャツにプリントするメリットとデメリットを把握して、満足のできるTシャツを作成してみましょう。

項目概要
メリット・色数の制限がない
・濃色の生地にもフルカラーでプリントできる
・多彩な表現が可能
・小ロットでも低コスト
・工数が少なく完成までにかかる時間が少なくて済む
・プリント部分のごわつきがない
・必要最低限のインクで仕上げられる
デメリット・化学繊維にはプリントできない
・インクがCMYK(シアン、マゼンタ、イエロー、ブラック)というカラーで構成されているため金色・銀色・ラメ・蛍光色のプリントはできない
・発色がよくない場合もある

インクジェットプリントは、紙に画像の印刷をするように手軽にTシャツに写真を印刷したい人におすすめです。

シルクスクリーンプリント

シルクスクリーンプリントとは、最大4色までの範囲で1色ずつ版を作りインクでプリントする方法です。

シルクスクリーンプリントで写真をTシャツにプリントするメリットとデメリットは次のとおりです。

項目概要
メリット・色あせがしにくく耐久性が高い
・大量生産できるのでコストをおさえられる
・対応可能な素材が多い
デメリット・多色使いや複雑な写真のプリントには向かない
・小ロットの注文だと割高になる場合がある

シルクスクリーンプリントは、スポーツで使うTシャツやユニフォームに写真を印刷したい人におすすめです。

昇華転写プリント

昇華転写プリントとは、熱で気化させたインクを素材に染みこませて印刷するプリント方法です。

昇華転写プリントで写真をTシャツにプリントするメリットとデメリットは次のとおりです。

項目概要
メリット・発色がよい
・プリント部分が固くなったり盛り上がったりしない
・写真の部分が洗濯してもひび割れない
・色落ちしにくい
・コストが安い
デメリット・ポリエステル素材にしか印刷できない
・薄い色のTシャツにしか印刷できない

昇華転写プリントは、Tシャツに鮮明な写真を印刷して長持ちさせたい人におすすめです。

DTFプリント

DTFプリントとはDirect To Filmの頭文字を取った言葉で、水性顔料インクを専用のフィルムにプリントし、それに熱プレスをかけて転写させる印刷方法です。

DTFプリントで写真をTシャツにプリントするメリットとデメリットは次のとおりです。

項目概要
メリット・ポリエステルやナイロン素材にも印刷できる
・フルカラーで鮮やかに印刷ができる
・小ロットでも低コスト
・フチがなく自然な仕上がりになる
・耐久性が高い
デメリット・金・銀・ラメ・蛍光色はプリントできない
・縫い目部分やジッパー部分などにはプリントできない
・ぼかしのあるデザインには向かない

DTFプリントは、写真を鮮やかで自然な色使いに仕上げたい人におすすめです。

アイロンプリント

アイロンプリントとは転写シートに写真をプリンターで印刷し、それをTシャツに圧着するプリント方法です。

アイロンプリントで写真をTシャツにプリントするメリットとデメリットは以下のとおりです。

項目概要
メリット・家庭用のインクジェットプリンター、アイロンで手軽に作れる
・手作り感がある
・写真の細かいディテールも再現できる
デメリット・耐久性が低く洗濯を繰り返すと割れたりはがれたりする
・触った時にゴムのような質感で通気性がよくない

アイロンプリントは、手作り感を大切にして写真をTシャツにプリントしたい人におすすめです。

業者に依頼する

写真をTシャツにプリントする方法のなかで、今までご紹介したのは自分でプリントする方法でしたが、業者に依頼する方法もあります。業者に依頼すると「プロが写真をプリントしてくれる」ため、一定の品質を維持できるのが大きなメリットです。しかし、その分の費用や送料などもかかるのを忘れてはいけません。

株式会社ビリーブでは、デザイナーとパートナーシップを結んでいます。

株式会社ビリーブと提携しているデザイナーがお好みのTシャツをデザインしてくれるため、デザインツールを使えない初心者の方でも簡単に依頼できます。

興味のある方は以下のページからお問い合わせください。

Tシャツプリンターお問い合わせ|株式会社believe(ビリーブ)

Tシャツ写真プリント自作するのにおすすめのプリンターは?

ビリーブのTシャツプリンターで作成したオリジナルTシャツ

Tシャツの写真プリントを自作するのにおすすめのプリンターを3つご紹介します。

HL-L9310CDW

Tシャツプリンターに最適なブラザー機器

brotherのHL-L9310CDWは、解像度を変更できる機能がついているので、Tシャツの写真プリントを自作するのに適しています。

標準モードでは解像度が600×600dpiです。きれいモードにすると、解像度が2,400×600dpiになります。きれいモードでTシャツに写真をプリントした場合、ぼやけて見える部分が少なくなり、色の表現が正確になるでしょう。

例えば人物の肌の色や背景の微妙な色合いも美しく再現できます。HL-L9310CDWは、写真の美しさにこだわってTシャツにプリントをしたい人におすすめです。

MFC-L9570CDW

Tシャツプリンターに最適なブラザー機器

brotherのMFC-L9570CDWは、プリント最大解像度がモノクロでもカラーでも2400×600dpiなので、Tシャツの写真プリントを自作するのに適しています。

モノクロ写真風の画像を作ってTシャツにプリントしたい場合も、MFC-L9570CDWであれば色の濃淡を丁寧に再現するため、デザインに立体感や深みが出ます。また複合機なので、Tシャツの写真プリントをする時以外はコピー機、スキャナーなど他の用途にも使うことができて便利です。

MFC-L9570CDWはTシャツプリントだけではなく、他の用途でもプリンターを活用したい人におすすめです。

MFC-L3780CDW

Tシャツプリンターに最適なブラザー機器

brotherのMFC-L3780CDWは解像度が2,400×600dpiで外形寸法がW410×D462×H401です。Tシャツプリント用のプリンターは必要だけれど、省スペースなものを選びたい人に適しています。

小型ですがコピー、FAX、スキャナーがついた複合機なので、普段使いにも便利です。MFC-L3780CDWはTシャツプリントをしたいけれど、機材をあまり増やしたくない人におすすめです。

ご紹介した3つのプリンターに興味のある方は、次のページからお問い合わせください。

Tシャツプリンターお問い合わせ|株式会社believe(ビリーブ)

まとめ

写真をTシャツにプリントするには大きく分けて自作する方法、業者に依頼する方法があります。

この記事も参考にしてメリットとデメリットを比較検討し、自分のニーズに合った方法で楽しくTシャツの写真プリントをしてみてください。