
カスタマイズして、好きなデザインのTシャツを作れると
自分が理想とする「イベント用や販促用のTシャツをカスタマイズで作りたいけど、外注はロットが多くてコストが合わない」と悩みを抱える方もいるや団体、個人事業主の方に注目されているのがカスタムTシャツの自社制作です。
近年では、プリンターや転写機材の性能が大きく進化し、1枚から小ロットでも高品質なTシャツを社内で作れる環境が整っています。これにより、外注に頼らず「必要なときに必要な数だけ」制作する体制を実現できるようになりました。
この記事では、カスタムTシャツを作るための方法や必要な機材、仕上がりを綺麗に見せるためのコツを詳しく解説します。販促・イベント・ブランド立ち上げなど、幅広い用途で役立つ内容となっています。
Contents
カスタムTシャツを作る方法

カスタムTシャツを自分たちで作る場合、必要なのは「デザインデータ」「印刷用プリンター」「転写機材(熱プレスなど)」の3つです。
近年はプリンターの性能が高まり、小ロットや1枚単位の制作でも高品質な仕上がりが可能になっています。アウトソーシングでより簡単にカスタマイズしたTシャツをデザインできるので、自社のリソースに応じて選択していきましょう。
デザインを作成する
CanvaやAdobe Expressなどのデザインツールを使い、Tシャツのロゴ・イラスト・文字を配置します。印刷用データはできるだけ高解像度(300dpi以上)が理想です。
転写紙に印刷する
カスタムTシャツをデザインできるプリンターを使用し、専用の転写シートにデザインを印刷します。白Tシャツにはインクジェット、濃色Tシャツにはトナー転写など、素材に合わせた方式を選びましょう。
シャツに転写する
熱プレス機やアイロンを使って、印刷した転写紙をTシャツに定着させます。温度・圧力・時間を守ることで、発色や耐久性が安定します。
仕上げと検品
転写後はしっかり冷ましてから剥がすことで、インクのにじみや剥がれを防止できます。洗濯テストを行い、品質を確認しておくと安心です。
これらの工程を社内で行えるようにすることで、外注コストを削減しつつ、試作品の確認や追加印刷にも柔軟に対応できます。少数制作でも「必要なときに必要な数だけ」作れるのが、カスタムTシャツ制作の最大の強みです。
カスタムTシャツを自社で作るメリット

カスタムTシャツを外注に頼むと、どうしても「最小ロット数」や「納期」「コスト面」の制約が発生します。
一方で、自社で制作できる環境を整えると、必要なときに必要な枚数だけ柔軟に対応できるようになります。これは、特に中小企業や団体、個人事業主にとって大きな強みになります。
主なメリットは次のとおりです。
- 在庫リスクを最小限にできる
 必要な数量だけ印刷できるため、売れ残りや在庫管理の負担を軽減。
- 試作品や限定デザインをすぐに反映できる
 販促やイベント時の“即日対応”が可能になり、スピード感のある展開が実現。
- コストコントロールがしやすい
 外注費用や送料がかからず、トータルコストを抑えられる。
- デザイン修正・追加印刷が自由
 一度データを作成すれば、微修正や再プリントも簡単。
- ブランドやチームの独自性を強化できる
 スタッフウェアや販売用Tシャツに、自社らしさを反映可能。
こうした内製化の仕組みを整えることで、外注に頼るよりもスピーディーかつ低コストに制作を進められます。
『小回りのきく制作体制』を築くことは、今後の販促・ブランディングにおいて大きなアドバンテージになります。
スタムTシャツづくり制作で使われる印刷方式

カスタムTシャツを作るときには、印刷方式によって仕上がりの質感やコストが大きく変わります。目的や素材に合った方法を選ぶことが、綺麗で長持ちするTシャツ作りのポイントです。
| 印刷方式 | 概要 | 
| インクジェット方式 | ・少量生産やフルカラー印刷に向いており、写真やイラストなどの繊細な表現が得意。 ・白地Tシャツとの相性が良く、個人やイベント用に人気。 ・発色が鮮やかで、グラデーションも自然に再現可能。 | 
| トナー転写(レーザー)方式 | ・耐久性と耐水性に優れた方法で、業務用途や繰り返し着用されるTシャツに最適。 ・専用の転写シートに印刷してプレスすることで、剥がれにくく、濃色Tシャツにも対応可能。 ・コストとクオリティのバランスが良く、小ロット制作にも適した万能タイプ。 | 
| 昇華転写方式 | ・ポリエステル素材向けの印刷方式で、インクを気化させて生地に染み込ませるのが特徴。 ・軽くて通気性のあるスポーツウェアやチームユニフォームなどに最適。 ・仕上がりが滑らかで、印刷面の厚みが出ないのもメリット。 | 
| 熱プレス(ヒートプレス)機の役割 | ・どの印刷方式にも共通して重要なのが、熱プレス機による均一な温度・圧力管理。 ・この工程を丁寧に行うことで、インクの定着や耐久性が安定し、長く使えるTシャツに仕上がる。 | 
カスタムTシャツ制作におすすめの製品

カスタムTシャツを自作する場合におすすめなのが、BrotherのHL-L9310CDWとMFC-L9570CDWです。どちらもカラーレーザープリンターで、Tシャツ制作はもちろん、通常の書類印刷にも活用できます。
MFC-L9570CDWはスキャン・コピー・FAX機能を備えた複合機タイプ。1台で事務作業とTシャツ印刷の両方をこなせるため、限られたスペースで業務を効率化したい中小企業や個人事業主にも最適です。
純正トナーなどを使用した製品
HL-L9310CDWとMFC-L9570CDWに純正トナー(ブラック・シアン・マゼンタ・イエロー)、ヒートプレスアイロン、特殊転写紙をまとめた「Tシャツプリントセット」なども提供しています。
セットを導入することで、Tシャツ制作に必要な機材を個別に調べて購入する手間が省け、届いたその日から制作を始めることが可能です。特に、時間に余裕のない小規模事業者やイベント担当者にとって、導入のハードルを大幅に下げるパッケージといえます。
いずれも高耐久モデルのため、大量印刷や長期運用にも安心して利用できます。品質とコストの両立を求める企業にぴったりの選択肢です。
スターターキットを販売したりサポート体制が整っていたりするもの
ビリーブでは、カスタムTシャツづくりをするためのスターターキット製品や、安全のサポート体制を整えています。
Tシャツプリントの導入をすぐに始めたい方は、以下のリンクからお問い合わせください。
また、believeのプリンターは楽天市場ショップおよびAmazonショップでも販売中です。普段利用しているオンラインストアでお得に購入したい方は、以下よりご確認ください。
まとめ|カスタムTシャツ制作は「スピード・自由度・コスパ」で選ぶ時代

カスタムTシャツは、企業や団体、個人でも手軽にオリジナルデザインを形にできる時代になりました。
外注に頼るだけでなく、自社でプリント環境を整えることで、小ロット対応・即日制作・コスト削減が同時に実現します。
中でもBrotherの「HL-L9310CDW」「MFC-L9570CDW」は、高耐久でカラーレーザー出力の品質も安定しており、長期運用にも最適です。
believeが提供する「Tシャツプリントセット」を導入すれば、必要な機材が一式そろい、届いたその日から制作をスタートできます。
Tシャツ制作をスピーディーかつ効率的に進めたい方は、ぜひお気軽にご相談ください。




